ex4ファイルのコンパイルとデコンパイルについて詳しく解説

MT4は世界中で広く使用されているトレーディングプラットフォームです。

MT4には、プログラマーが作成した自動売買プログラムを実行することが

できる機能が備わっており、多くのトレーダーが自動売買を利用しています。

自動売買において、プログラムのファイル形式であるmq4とex4の違いは重要です。

今一度確認してみてください。

mq4ファイルとex4ファイルの違いとは？

mq4ファイルは、MT4で実行される自動売買プログラムの

ソースコードを含むファイル形式であり、

ex4ファイルはMQ4ファイルをコンパイルしたものです。

(コンパイルについては後述します)

mq4ファイルを編集することで、

プログラムの変更が可能であり、ex4ファイルは編集できません。

プログラマーは、mq4ファイルを編集して

自動売買プログラムをカスタマイズすることができますが、

ex4ファイルを使用する場合は、編集ができない為、

プログラムのコードを保護できます。

通常、人間が中身を見る事はできませんが、

コンピューターであれば何を実行すべきか分かります。

ある種、感情的な判断をすることがないため、

冷静な判断を行いつつトレードを行う為のファイルになります。

ま自動売買プログラムを稼働させる為には

このex4ファイルが必要不可欠です。

　ex4ファイルはコンピューターが理解するファイル

　mq4ファイルは人間が理解するファイル

と覚えるといいです。

自動売買プログラムは、トレーダーが睡眠中や仕事中でも稼働するため、

時間を有効に活用することができます。

自動売買プログラムがトレードを行うためには、プログラムの知識が必要です。

プログラムの機能や設定方法を理解することができない場合、

適切な自動売買プログラムを選択することができません。

ex4ファイルのコンパイル、デコンパイルについて

ex4ファイルは、MetaTrader 4に統合された

MetaEditorという統合開発環境（IDE）を使用して、

MQ4ファイルからコンパイルされます。

MQ4ファイルは、プログラム言語MQL4で書かれたプログラムファイルであり、

トレーダーがカスタマイズや改良を加えることができます。

ex4ファイルを作成するためには、MQ4ファイルをMetaEditorで開きます。

コンパイルオプションを選択し、「コンパイル」をクリックします。

すると、MetaEditorはMQ4ファイルをコンパイルし、ex4ファイルを生成します。

ex4ファイルは、MetaTrader 4で直接実行できます。

一方デコンパイルとは、ex4ファイルを解析してMQ4ファイルに逆変換することです。

デコンパイルは、ex4ファイルの中身を見たい場合や、

コピーコントロールがかかっている自動売買プログラムの

動作を確認したい場合などに利用されます。

ただし、デコンパイルはプログラムの著作権を侵害するため、法的に問題がある場合があります。

また、デコンパイルによって生成されたMQ4ファイルを再コンパイルした場合、

オリジナルのex4ファイルと同じ動作をするとは限りません。

また、デコンパイルされたプログラムを改良して再配布することも禁止されています。

プログラムの著作権を尊重し、適法な方法でプログラムを使用するようにしましょう。

まとめ

mq4ファイルとex4ファイルの違いについては分かりましたか？

もしまだわからないということがあれば、コメント等頂ければと思います。

デコンパイルは著作権の侵害に当たりますので、

くれぐれも気を付けるようにしましょう。

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